マルウェア (Malware)
とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称。
マルウェアには、様々な脅威が含まれる。マルウェアの例としては、ウイルス、ランサムウエア、バックドア、キーロガー、トロイの木馬、WordやExcelのマクロウイルス、ブートセクタウイルス、スクリプトウイルス
(BAT、Windowsシェル、JavaScriptなど)、クライムウェア、スケアウェア、スパイウェア、悪質なアドウェア[1]、ミスリーディングアプリケーションなどがある。日本では、「悪意のある不正ソフトウェア」または「不正プログラム」とも呼ばれます。
マルウェアとは、ウィルスやスパイウェアを含めた「悪意のあるソフトウェア」の総称です。
他人のパソコンやネットワークにウィルスを感染させる、パソコン内の個人情報を盗む、フィッシング詐欺ページに移動させるなど、被害をもたらすように作られたソフトウェア全般がマルウェアと呼ばれます。
昔はパソコンへの被害と言えばウィルスが一般的でしたが、近年はそれらのカテゴリに収まらないマルウェアが急増しています。
ウィルス対策ソフトさえいれておけば安全な時代ではなく、マルウェア全般を意識したセキュリティ対策が必要になっています。
「自分のパソコンにはウイルス駆除検索が入っているから絶対に大丈夫だ」というのはそれは大いなる過信です。
ウイルス駆除検索ソフトが入っていても50%〜80%くらいしか安全ではありません。
セキュリティには細かいチェックが必要なのです。
ランサムウエア(Ransom
ware)とはPC内のファイルをアクセス出来ないようにして身代金を要求するプログラムです。
感染するとPC内のデータファイルなどにアクセスをできないようにするウイルスです。例えばHDDファイル暗号化などを勝手に実行されてしまいアクセスができなくなるなどの被害があります。
Ransomとは身代金という意味です。
自分で作成してきたファイルがアクセスすることができなくなります。ランサムウエアを駆除できても書き換えられたファイルは直すことができないこともあります。
スマートホン、iphone、PC関連はすべてご注意が必要です。
自分の物は大丈夫とは思わないでください。
ウイルス
(virus) とは、広義ではコンピュータに被害をもたらす不正なプログラムの一種です。
PCでの用語上での「ウイルス」とはまるで現実のウィルス、病原体のように次々に他のパソコンやファイルに感染していくことから「ウイルス」と名付けられました。実際にはコンピューターに悪影響を及ぼす純然たるプログラムのことで、「感染」とはそのプログラムが様々なデータに紛れ込むことです。
ウイルスは知らぬ間に自分のパソコンやファイルに感染し、感染した途端悪影響を及ぼすものや、潜伏期間を置いてから発動するものもあります。
その効果も様々で、ジョークメッセージが流れるだけのものから、OSやハードディスクを破壊してしまうもの、PCの情報が外に筒抜けになってしまうものもあります。そしてそれらのウィルスは今やインターネットという媒体を通して爆発的に増えていっています。
スパイウェア
(Spyware) とは、ユーザーに関する情報を収集し、それを情報収集者である特定の企業・団体・個人等に自動的に送信するソフトウェアを指す。
スパイウェアの場合はウィルスのように感染や破壊活動をすることはまずなく、もっぱら個人情報の収集に用いられています。
ほとんどのスパイウェアはユーザーにその存在を知らされることなく侵入しますが、一部には作者、もしくは企業自らスパイウェア入りのツールであることを公言し、それを利用者に認識させたうえで使用するか否かを求める場合もあります。
「スパイウェアによるマーケティングを行うかわりに無料でソフトを提供します。それを了承出来る人だけインストールをしてください」という規約などがありますが、そういうことを嘘ついてウイルスの入れやすくするというソフトもあります。気をつけましょう。
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